研究室配属失敗とその後

対偶TUT Advent Calendar 2023のきゅうにちめの記事です

この記事は居酒屋で書いています。話半分でよろしくお願いします。

また、特定の教員を批判する意図はありません。

はじめに

こんにちは。豊14科情7攻M2*1芦田愛菜だよ。足場、罠だよ。

せっかくの機会なので、B4で研究室配属に大失敗したのち逃げ出した話を記事にします。この記事は、現B4で苦しんでいる人や、研究室配属を控えるB3の助けになるかもしれません。なお、配属関連は系によって異なるため、3系以外の話はできません。

誤字・脱字等あれば、この記事の責任著者であるChatGPTにお願いします。

苦しかったB4のころの話

私が所属していたのは、俗に言う放置系研究室でした。

あまりにも虚無すぎて当時の話は何ほとんど思い出せません。爆裂放置されていました。

薄い記憶をたどって、当時のことを文字に起こしてみます。

配属前編

配属前にコアタイムなしとか、自主性を尊重とか聞いて、なぜか自分に合っていると思っていました。多くの人にそれは向いていないと思います。良くない環境で成果を出せる人は、他のところに行けばもっと成果を出せます。過労系も放置系もよくないです。適度に頑張りましょう。

配属直後編

修士の先輩が一人しかいませんでした。教員によると、B4からM1に上がるときにみんな何も言わずにいなくなってしまったそうです。ヒエ~ッ!!誰かー!!。ラボ見学とかで人数構成を聞いておくべきでした。

ゼミは基本の勉強などはなくテーマ決めから始まりました。何をやってもいいと言われたのでいろいろ探して進捗報告で発表したのですが、「うーん」「それもうやられちゃってるじゃん」みたいな反応をもらって調べなおすのをループしていました。今思えばどうにかできたかもしれなかったのですが、それはB4二周目があったらの話ですね。

夏秋編

相変わらずテーマ探しをループしながら夏休みを迎えました。この研究室で院進するのを完全にあきらめたのもこのころだったと思います。そうと決まれば卒業研究の難易度は大きく下がります。なぜなら、その研究とは12月でおさらばしてしまうので、参加賞である卒研発表で話す内容さえあればいいからです。

そんなこんなで、夏休み前最後の進捗報告で今後の方針を決め、休みの間に実験コードを書きました。

卒研発表編

卒研発表はその場に立っているだけで勝利が確定します。あなたが欲しいものは何ですか?それは単位です。本番発表ではなんとか覚えた台本を読み切り、2分の質疑応答は以下のように過ごしました。

  • 30秒:一同沈黙。笑顔であたりを見渡す。
  • 30秒:当たり障りのない質問の答えが分からず誤魔化す。
  • 40秒:一同沈黙。僕は下を向いている。
  • 20秒:最後に"理解ってる人"から刺される。論破される。

これでいいんです。単位は出ます。

実務訓練編

いいゾ^~これ

配属前にできること

まだ研究室配属されていない方は配属失敗しない方法を求めていると思います。

配属失敗しない方法

ありません。

3系の研究室配属は下限付き安定マッチング問題を解くことによって決定されています。アルゴリズムは全然分からないのですが、重要なのは各研究室に配属される人数に下限が定められているという点です。つまり、僕が逃げ出した爆裂放置系研究室には毎年必ずB4数名が供給され続けるということです。

爆裂放置研究室対策

しかしそれでも、ある程度の回避策はとれます。とりあえず、教員のリサーチマップを見ておきましょう。大学の教員ページから飛べます。その教員が過去10年にどれだけ学生の論文を出しているかを見ると、近年のその研究室の環境が分かります。論文が出ていなかったら、院進の際に学生が流出しまくっている可能性があります。

僕がいたところは過去10年で1本でした。その前まではたくさん出ていたのですが、ある時を境に途絶えてしまっていました。人間いろいろあるみたいです。

閑話休題(誤用ではない)

髪色がピンクの女児、アーニャの画像を添付します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーニャ

 

配属失敗したら

配属失敗してしまったら、その年はもうしょうがないので翌年以降うまくいくように頑張りましょう。僕の思いつく選択肢は3個あります。

なお、院進をするものとして考えています。卒業・就職をするのもいいですが、激ヤバ研究室と気づいてから就活を始めるのは大変だと思います。

1. 院進時に他研究室に逃げる

これが一番穏便です。僕もこれです。

幸いにも、院進学時の研究室移動は活発に行われており、自然に移動することができます。指導教員との折り合いが良くない人は黙って移動しちゃいましょう。僕は律儀にメールしましたが返事はありませんでした。余談ですが、卒論の最終チェックをお願いしたメールにも返事はいまだにもらえていません。

どうにもならない研究に時間を費やして何も進展がないよりは、翌年自分が何をしたいかを考えて調べてみるのもいいんじゃないかと思います。

2. 研究をしない

大学生・大学院生は研究が全てではありません。特に就活においては、研究以外にアピールできる部分を持っていれば十分戦えます。TOEICとか競技プログラミングがいいと思います。僕も放置されている間に英語物語をやりこんだおかげでTOEIC LR 8*0点を持っています。

このプランでいく場合は、院進した後も適度に進捗を作る時間を取り、中間報告・最終発表の体裁を整えなければなりません。卒業研究を片手間でこなせた人はこのプランが最も多く自分の時間をとれるはずですが、メンタル強い人向けだと思います。

3. すぐに研究室を変更する

最後にして究極の選択肢です。どうしても院進学まで待てない場合は学生課や系長に相談して、今すぐに変更したい旨を伝えましょう。この選択肢は、B4の一年を有効に活用できるというメリットがありますが、多数のデメリットも持っています。例を挙げると、

  1. 空きがあり、なおかつ受け入れてくれる研究室にしか行けない。
  2. 移動先の教員に迷惑をかけてしまう。
  3. 卒論発表までの期間が短い。

などがあります。しかし、有効な場面もあります。そのゼミでやっていけなくなり、留年してしまうくらいならこうしたほうがいいと思います。たとえその年に卒業できなかったとしても、一歩リードしたところからもう一度B4をやることができます。

 

おわりに

芦田愛菜だよ。吉田、尼だよ。

噂によると、僕がいた研究室には院生が現在一人もいないらしいですね。そういう研究室もあります。頑張ってください。

そういえば、どこかの地方の人が卒論を「そ/つ\ろん」というイントネーションで話していました。国際式の音名で言うと「G3 C4 G3 G3」ソドソソです。そういう人は血便のことを「け/つ\べん」と発音するのでしょうか。

*1:豊橋技術科学大学大学院工学研究科 情報・知能工学専攻 M2